【香川県】 金刀比羅宮 周辺

今年の帰省は事前の準備が至らず、滞在中宿を点々と移動することになりました。そんなわけで、今夜の宿は「こんぴらさん」の愛称でお馴染み「金刀比羅宮」さんの近くにあるワンルームマンション的な宿。
 
少し早めに到着しましたので、少し周辺を散策しました。



 


一之橋。琴平町のお酒「金陵」の大きなアーケード看板(?)が温泉街の雰囲気をいい感じに醸しています。
看板をくぐって先に進むと新町商店街があり、反対方向(画像左手)へ進むと金刀比羅宮の参道に出ます。



鞘橋(さやばし)。橋の横にあった説明によると以下の通り。[以下引用]
琴平町内を流れる金倉川に架かる、全国的にも珍しい、屋根を持つアーチ型の木造橋。伝承によると、鞘橋は元禄年間頃、内町一ノ橋の所に建設され、江戸時代には、幾度も洪水により流出。そのたびに架け替え工事が行われ、現在のものは阿波麻植郡講中寄進により、明治2年5月竣成。明治38年、橋の架け替え工事に伴い、現在地に移築の後は、主として神事専用の橋となり、金刀比羅宮の御旅所で行われる年3回の祭典にのみ使用されている。
平成10年4月21日、国の登録文化財に指定される。

橋の概要
長さ23メートル、幅4.5メートル
屋根は銅葺唐破風、両岸より組み出しの構造のため「浮橋」とも呼ばれている。
[引用ここまで]



鞘橋を別角度から。雲と松と橋の風景に心が洗われます。よく見ると、空はすでに晩夏の様相。



鞘橋の中。もちろん中は立入禁止です。(この写真は柵の手前で撮影。)



旧金比羅大芝居(金丸座)
歌舞伎役者さんがここで歌舞伎を演じるのが風物詩としてニュースになってますよね。
中も見学できるそうですが、到着した時には営業時間を過ぎていたので今回は外観のみです。



金丸座を別角度から。少し明るめに撮影したので、こちらの方が見やすいかも。



金丸座さんから臨む景色。中央に見えるのは讃岐富士こと飯野山。電線が五線譜のよう。



昔の屋敷か料亭か? ……と思ってしまうほど趣深いこの建物は琴平町公会堂だそうです。
善通寺の偕行社もそうですが、戦前の建物がこうしてきちんと保存され、使い続けられているって、素敵ですね。



琴平町公会堂を別角度から。
全体に暗くてごめんなさい。夕暮れ時だったので、というか、画像の右にあるライトを目立たせたかったのです。



金刀比羅宮の参道へと続く道にある「金陵の郷」。
いかにも酒蔵な感じの建物が当時の面影を残しているようで、いいですね。



訪れた時間が遅かったので閉館してましたが、こちらも中を見学することができます。
詳細はこちら



金倉川沿いに提灯が掲げられています。黄色地に赤文字の「金」は金刀比羅宮のマークです。
いかにも温泉街な感じで、和みますね。



ということで、提灯(と街灯)。ダンナに見せたら構図が良かったようで褒められました。



川沿いに歩いて、琴電琴平駅前まで来ました。
瓦屋根の駅、その前の通りには大鳥居、駅の後ろには高灯籠。ジャポネスクな風景がいいですね。



高灯籠。昔は金毘羅宮の目標灯だったそうです。
日も暮れて夜の帳が降りかけているので、あきら携帯電話のカメラではこれが限界です。
あ。高灯籠は後ろの建物ですよ(手前の明るいのは敷地入口横の街灯です)。



金倉川の一本裏の通り。川と平行の道ですが参道なのでしょうか。石畳と石灯籠が続く一角がありました。ここも素敵な風景なのですが、よく見ると周囲はスナックに居酒屋に中華そば屋に理髪店。観光と生活が地続きの街なんですね。

 
 

そして、本日のおまけ。

 じゃーん。かまたまソフト〜。

金刀比羅宮参道にある「しょうゆ豆本舗×浪花堂餅店」さんにて販売中です(2012年現在)。
お店の場所と、本日散策した辺りのマップは以下をご参照下さいませ。



 


こんぴらしょうゆ豆本舗×浪花堂餅店
住所香川県仲多度郡琴平町811
営業時間 10:00 - 17:00
定休日水曜日
※2012年現在の情報です。現在の情報とは異なる場合もございますので、予めご留意下さい。