店内ではタクシーの運転手さんと思しき方々が黙々とおうどんをすすり、さくっと立ち去ります。新聞のにおいと煙草の煙。天井近くのテレビからはニュース。そんな所にどうみても観光客な風体の夫婦が訪れたにもかかわらず特に嫌がるような様子が感じられなかったのは、駅前という立地柄慣れているからなのでしょうか、それとも讃岐人の持つ寛容さなのでしょうか。
そんな、いかにも「地元」なうどん屋さんのお味やいかに。
なんと、ここであきらが頼んだのはお蕎麦。だって、食べたかったんだもーん。
ダンナ曰く「田舎そば」というものらしく、麺が太い。海苔もザクザク。
実はあきらはおうどんよりおそばが好きなのですが、おそばはすぐにお腹が減ってしまうので（2人前で90分位しか腹はもちません…… orz）、滅多に食べないのです。しかしながら、おうどんの聖地で「ざるそば」なんて見かけたらどんなもんか試してみたくなるじゃないですか。というか、降りてしまったんですよ、蕎麦星人が。
で、お味はというと、飾らない素朴さがどこか懐かしく、普通に美味しかったです。
ただ、太さの割に蕎麦の風味は薄かったかな？
あと、あまり注文する人がいなかったのでしょう、少しだけのびちゃっているようにも感じられました。
おそばも良いけれど、やはりうどん県のうどん屋さんではおうどんを食すべし、とあらためて肝に銘じました。
次は是非おうどんを食べるぞ。リヴェンジだ！
（でも、うどん県のそば屋でおそばリヴェンジもしたいぞ！）
味庄
| 住所 | 香川県高松市西の丸町5-15 |
| 営業時間 | 5:00 - 15:00 |
| 定休日 | 土曜日、祝日 |