【購入履歴】 バレンタインチョコ 2012

チョコレートの祭典、バレンタインデーです。
……と、のっけから間違ってるような間違ってないような発言ですが、今年もこの季節がやってまいりました。
あきらも例年通り、日本橋三越まで行ってきましたです。
(今年はチョコレートの集合写真を撮影し忘れてしまったので、右の写真は別件で撮影した花束画像です。)
  

  

さっそくいきましょうか。まずはこちらから。


ドイツのLauenstein(ローエンシュタイン)さんのビールトリュフです。
箱をあけるとこんな感じです。


ビールの泡的な白いトッピングがされています。中に入っていた説明書きによると「フランケン地方『クルムバッヒィアコムンボーイ醸造所』の地ビールを使用したトリュフ」とのこと。本家サイトではビールの詳細は記載されていなかったようなので(Google先生に翻訳をお願いしてみたのですが、いかんせんドイツ語はわからないので調査不足かもしれません)、ビールの種類や名前などは不明ですが、ビール味のガナッシュを包むダークチョコレートともあいまって大人の味がしました。お酒っぽさよりは麦芽っぽさが強いようにも感じましたが、確かに「ビールとチョコを一緒にいただいてる」感はありました。それも確かに、日本のでもなく英国のでもないドイツのビールの味。
ビール好きでチョコレートくらいの甘さなら大丈夫な方ならいけるかもです。

  

次は、スペインのオリオール・バラゲ(Oriol Balaguer)さんのCollection 4(クアトロ)というチョコレート。

  
こんな感じで、パッションフルーツ、オレンジ、木いちご、アプリコットがそれぞれに入っているそうです(これを書いている時点では未食)。ここのお店の売りは「ドンパッチ」的なものが入ったチョコレートらしく、店員さんにはそちらをすごく勧められたのですが、いかんせんあきらはドンパッチ世代なのであまり魅力を感じなかったのです。ごめんなさい……。
ちなみに、この商品を含むオリオール・バラゲさんの(一部?)商品はこちらで購入可能のようです。

  

続きましては、フランスBonnat(ボナ)さんのDominos 8P(ドミノ8粒)。売り子のお姉さん達の声がうるさくて耳に痛かったので、諦めようかと思った一品です(苦笑)。
どうやら、「グラン・クリュ( Les Grands Crus de Cacao histriques)」という板チョコシリーズのお試し版的なもののようで、コート・ジヴォワール、マダガスカル、セイロン、トリニテ(カリブ海のどこかのようです)、チュアオ(ベネズエラ)、エクアドル、プエルト・カヴェーロ(ベネズエラ)、ハシエンダ・エル・ロザリオ(ベネズエラ)の8箇所のカカオの味が楽しめるというもの。


中に入っていた説明書き(上の写真の地図の裏面)には以下のように記載されています。
遠い場所、未知の国、夢の世界へと簡単に旅をさせてくれる、カカオの香り。世界各地のカカオの味を楽しめるBONNATでカカオを巡る旅にでませんか?
Côte d'Ivoire コート・ジヴォワール
  アフリカ産のカカオ。口の中に広がる軽やかな香りが特徴。
Madagascar マダガスカル
  ブロンド色のインド洋のカカオ。甘くフルーティな味わい。
Ceylon
  まろやかで温かみのある味わい。アジアを思わせる香り。
Trinitė トリニテ
  太陽の日差しを思わせる、情熱的な味と印象的な香り。
Chuao チュアオ
  ベネズエラ産の逸品。力強く、温かみのある味わい。
Equateur エクアドル
  南アフリカの太陽色のカカオ。繊細な味と香りは花や蜂蜜のよう。
Puerto Cabello プエルト・カヴェーロ
  口の中に長く余韻を残す繊細で気品のある香りが特徴。
Hacienda el Rosario ハシエンダ・エル・ロザリオ
  上質なベネズエラ産カカオ。デリケートで力強い香り。
ボナさんのチョコレートは白金台の&Marketさんで購入可能のようです。(Facebookページが見られない方は品川経済新聞さんのこちらの記事をどぞ。)
 
  

こちらは、昨年日本橋三越には出店されていなかったイタリア・Peyranoペイラーノ)さんの「ジャンドゥイオッティ・スペシャルセット 21P」。
 
  
こんな感じで3種類のジャンドュイオッティが7個ずつ入ってます。左の銀の包みは「アンティカ・フォルムラ(Antica Formula)」。創業当時と変わらぬ絞り出し成形で製造されるアンティークタイプのジャンドゥイオッティ。真ん中のブロンズの包みは「ミニョン(Mignon)」。文字通りミニサイズのジャドュイオッティ。そして右の金の包みは「ヌオヴァ・フォルムラ(Nuova Formula)」。カカオバターを増やした新しいレシピのジャンドュイオッティで、まろやかでふくよかな口溶けが特徴なんだそうです(以上、説明部分はいただいたカタログより抜き書き)。
口に含むとふわ〜っと広がるヘーゼルナッツの香りと味がたまらんのですよ。
あきらのダンナも好物のチョコレートです。
上記で紹介しました日本のペイラーノさんのブログに出店情報がある他、こちらで通販もできるようですが、一般人向けか代理店向けかなど詳細は調べてませんので、お問い合わせなどは自己責任でお願いします。m(_ _)m
 
  

こちらはチョコレートではなく、イタリア・Giovanni Galliジョヴァンニ・ガッリ)さんのマロングラッセ&マロンショコラです。お店の人によると、イタリアでは愛を誓う贈り物はチョコレートではなくマロングラッセなのだそうです。
マロングラッセに使われているのはイタリア・カンパーニャ州の山で採れる、イガの中に実が1つだけ入っている大粒でずっしり重みのある「マローネ」。お酒を一切使わず秘伝のシロップに漬け込まれたマロングラッセは口に含むと軟らかく甘く、幸せな気分になります。
このマロングラッセの他にマロングラッセをペースト状にしてチョコレートコーティングした「マロン・プレ」、マロングラッセにオレンジピールとラム酒を加えたものをチョコレートでくるんだ「ルミーノ」が入っています。ルミーノのラム酒は結構強めにきいてて、空きっ腹で試食したら途端に顔が赤くなってしまいました。「酔う」までには至らず「体が暖まる」程度でしたが、お酒に弱い人はちょっと注意が必要かもしれないです。
通販の有無などはこちら。ペイラーノさんと同じ代理店さんですね。
あと、中身の写真を撮り忘れてしまったので、どんな感じなのかはコチラをご参照下さい(お店の画像なのですぐに見られなくなっちゃうかもしれませんが)。
 
  

こちらも昨年に引き続き、ですね。ベルギーのCharlemagne(シャルルマーニュ)さんのTopsy Turvy(トプシータービー)。コーヒー味です。味、というより、コーヒー豆のクランチが入ったチョコレートです。ボリボリとした歯触りが気持ち良く、甘みと苦みのバランスも良い感じの1枚です。
 
 
とまぁ、リピートものが増えてきてしまいましたが、来年はどうなることでしょう。
 
 あ、そうそう。日本橋三越の向かいにある「にほんばし島根館」でこんなものを見つけました。
 

島根発、御菓子司 寿恵久仁屋さんの「柿ショコラ」。島根の柿を干し柿にして洋酒に浸け、チョコレートコーティングしたものだそうです。
 

ミルクチョコレートとホワイトチョコレートの2種類が1個ずつ入っています。中身はもちろん柿です。
言ってしまえば、干し柿とチョコレートを一緒に食べたような、そのまんまな味と食感ですが、これがなんとも和洋折衷な感じで美味しかったです。たとえて言えば、「(明治・大正時代の男性がよく着こなしていた)着物と帽子」の組み合わせのような絶妙さ。のような。……意味不明でしたね、ごめんなさい。
あきらが買ったのと同じ2個入りはないようですが、この柿ショコラ、「出雲うまいもの市場」さんで期間限定で取り扱っていらっしゃるようです。西洋の味に慣れてしまった方や、そっち系が好みの方には馴染みにくいかもしれませんが、たまには「日本のチョコレート」も試してみてはいかがでしょうか。