【外】 千葉・幕張メッセ『CYCLE MODE international 2011』

日本最大の自転車エンターテインメントショー 「CYCLE MODE international 2011」に行ってきました。
日本のみならず世界中の自転車が一堂に会し、ただ見るだけではなく(一部モデルについては)試乗もできる自転車の一大イベントだそうで、自転車大好きダンナに連れられて見てきました。
自転車は嫌いじゃないけど、ママチャリ限定で、かつ、ほとんど乗らないあきら。もちろん自転車に詳しくもないので内容もアレですが、気になる方は以下をどうぞ。
  
  

  
  
まずは会場内の様子から。画面左に見えるのが試乗用の道です。割と長めでアップダウンも用意されています。ただし、試乗するには「試乗パス」が必要です。このパスは予め熟読の上署名した「誓約書」を入場時に「試乗パス発行カウンター」へ提出することで発行されます(お子さんの場合は「キッズエリア」にて発行されるようです)。誓約書は受付近くに置いてある他、公式サイトからダウンロードもできますので、余裕のある方は事前に用意して持っていくのが良いかもです。
  
  
まずはRidley(リドレー)さんのNOAH。「マイヨ・ア・ポア」カラー仕様です。「マイヨ・ア・ポア(正式名称は『マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ:maillot blanc à pois rouges』)」とはツール・ド・フランスの「山岳賞」のことで、この賞を獲得した選手に与えられるジャージがこの赤白の水玉模様。そのカラーリングの自転車なんだそうです。
しかし、一番大変であろう山岳部門一位の選手に与えられるジャージがこの柄という、おフランスのセンスがなんとも……(苦笑)。

追記:こちらの記事に情報がありました。これも実際に使用されたもののようですね。
 
 
こちらはtern(ターン)さんのVerge P18。カラーリングの可愛さに思わずパチリ!
……としたら、折り畳んでいない状態を撮り忘れてしまいました。失敗。
  
  
なので、tern(ターン)さんの別の自転車を。同じ「Verge」シリーズからVerge S11iです。
色もデザインも可愛らしくて素敵です。
  
  
Pinarello(ピナレロ)さんのDogma 2 Proto Type。スカイ・プロサイクリングチーム所属のファン・アントニオ・フレチャさんが2011ツール・ド・フランスにて使用したものだそうです。以下は説明書きからの引用。
チームのメインスポンサーである「スカイ・スポーツ」と自然保護団体の「WWF」とのパートナーシップによる熱帯雨林保護運動をアピールする目的で、チームのイメージカラーであるスカイブルーをすべてグリーンに変えてツール・ド・フランスのためだけに用意された特別仕様車でドグマ2のプロトタイプ。今年のツールでは、バイク、ジャージだけでなくチームパスやサポートカーなどすべてのアイテムがスカイブルーからグリーンに変えられ話題になった。
──引用ここまで 
  

同じくPinarello(ピナレロ)さんのDogma 2 。こちらはチーム・モビスターのホセホアキン・ロペスさんが2011年ツール・ド・フランスにて使用したものだそうです。こちらも以下に説明書きを引用。
2011ツール・ド・フランスで3、4、7ステージとポイント賞(グリーンジャージ)を獲得、総合でもポイント賞2位に入ったホセホアキン・ロペスのツール・ド・フランス使用者です。チーム・モビスターにだけ供給されているカンパニョーロの電動メカが目を引きます。

──引用ここまで 
 
「目を引く」電動メカがどれだかわかりませぬ……。もしちゃんと写っていないようでしたら、ホントすみません。m(_ _)m



最近あちこちで目にするようになったBianchi(ビアンキ)さんですが、こちらの自転車Oltre Dura Ace D12 10SPCompactはなんとお値段123万円!(税抜価格)……いやぁ、ビックリしました。


Peugeot(プジョー)さんのDesign Lab DL121という自転車。「デザイン・ラボ」とあるので、やはりデザイン自転車なのでしょう。色味も良いしおサレだしちょっと乗ってみたい気にはなりますが、いかんせん白い所に泥はねとかしたら……、と真っ先に思ってしまう貧乏性なあきらです。



これは超楽しそう!Koga(コガ)さんのBergmönch(ベルクメンヒ)という自転車。折り畳むとバックパックのように背負える自転車で、これを背負って山に登り、これに乗って山を下る。ただそれだけのための(というと言い過ぎかもですが)自転車です。あきらにはこれを担ぐだけの体力がないのでちょっと無理ですが、山登りが好きな方、こういう山下りはいかがでしょうか?
ちなみに、ベルクメンヒのサイトにも映像がありますが、こちらも詳しいですよ。



Commencal(コメンサル)さんのAcid。ぱっと見はよくありがちな細身のカッチョイイ自転車のようですが、あきら的に気になったポイントは……


……ここのねじねじ。なんかおもしろくて惹かれたのです。


多分オランダ大使館ブースにあったもの。メーカーも名前もチェックするのを失念してしまったので詳細不明ですが、自転車のいわゆる「前かご」的なものらしいです。道交法的に大丈夫かどうかわかりませんが、このサイズなら小さい子供をおもちゃと一緒に詰めて運べそう。海外の発想にビックリです。


突然の縦画像ですが、先のオランダブースのすぐ近く(同じブース内?)に展示されていた可愛い自転車。


同じく展示されていた可愛い自転車Part 2。この自転車ラックが「Wheelylift」というものらしい事まではわかったのですが……。


金澤輪業さんのブースで見かけた台湾の珂奇開發有限公司(Aryen Motor Progressive)
さんのEgretta(エグレッタ)。ホネホネした構造がカッコかわいい♡
公式サイトは見つけられなかったのですが、詳細はこちらがわかりやすいかと。
 
 
Electra(エレクトラ)さんのブースにあったのはWeehoo iGo 20というバイシクルトレーラー(エレクトラさんのものではないようです)。後ろの自転車群と同化してしまってちょっとわかりにくいかと思いますが、柱を挟んで右の自転車に取り付けられている左の大きな荷台のようなものがそれです。
 
 
このトレーラーには子供を乗せるだけじゃなく、子供に漕がせることもできるそうです。
これに乗って親子でお出かけ、という図は楽しそうですが、このトレーラーをつけると「軽車両」扱いとなり走行は車道のみ、歩道は走れなくなるそうです。とはいえ、歩道にしろ車道にしろこれが通れるほどの道路の余裕は少なくとも東京にはまだないので、車に積んでどこか郊外で楽しめるかどうか、といったところかなぁ…… (´・ω・`)
 
 
mark AG(マークエージー)さんの、ペダル付車椅子移動補助具「風よ・・・」。
これには驚かされました。介護をする人にとって、人の乗った車椅子を動かすのは結構な重労働なんですよね。また、移動時に車椅子から車に乗せかえて、移動先でまた車椅子に乗せかえて、というのもかなりの重労働。近くのお医者さんやデイサービスにこれで乗り付けられたらかなり負担は軽減されるのではないかと思ったのですが、車椅子を外すと後輪のみになってしまうなど、まだちょっと実用的ではないかな……?
でも、着眼点は素晴らしいと思いました。将来にむけて期待大です。
 
 
SANOMAGIC(サノマジック)さんのMahogany Road Mini MWR-T1。曲線美にうっとり♡
 
 
Avenue(アベニュー)さんのところに飾ってあった金の自転車。あまりの派手さに車種とかメモするのを忘れてしまいました。
 
 
同じくAvenue(アベニュー)さんのところで見かけた、Airbase 9 Premium。「ストーンマット」という色だそうですが、最近車でも見かけますよね、こういうマットなの。流行っているのかな?
 
 
BH(ビーエッチ)さんのUltra Lightフレーム。なんで吊るされているのかというと、その重量なんと747g也。但し、これはフレーム重量なので、タイヤとかつけると当然ながらもう少し重くなるようです。それでも軽いですよね。
    
 
  
Be-All(ビオール)さんのBRS-500SV。あきらはレトロな雰囲気の自転車が好きなんだな、多分。
 
 
Trek(トレック)さんのブースにあった、Gary FisherさんのSawyer
実はダンナはゲイリーさんのファンなのです。
 
 

Sexy Bicycles(セクシー・バイシクルズ)さんのブースで見かけたGauswheelという乗り物。すごく人気があったようで、いつも誰かが試乗していました。なかなか写真に収める機会がなかったので、終了時刻を過ぎた頃に遠目でパチリ。実際にはこんな感じで遊ぶそうです。
 
 
という訳で色々見てきたのですが、あきらにとっての問題がひとつ。
身長148cmのおばさんの体にあう自転車がとても少ないこと。小径車なら乗れるかなとも思ったのですが、タイヤが小さくてもサドルとハンドルの位置が離れていると乗れないんですよね。
なんとか1台試乗してみたのですが、身長150cm以上推奨の自転車だったので微妙に辛く。
でも、各ブースで「私の身長にあう自転車はありますか?」と聞いたり、またがって試してみたり、色々と相談にのってもいただけますし、カタログもいただけるので、自転車を探すにはやはりうってつけの場なのです。
なにより、見てるだけで楽しいですしね。
 
 
 
 
で、〆はこちら。
日本が世界に誇るタイレルちゃんは、うどんの国の自転車です。