銀座では毎年11月のはじめ頃に『AUTUMN GINZA』というイベントが催されます。様々なイベントが様々なお店で用意されているのですが、そんなイベントの1つに「銀座八丁神社めぐり」というものがあります。
路地裏を歩くのが好きなこともあって、数年前から毎年行っているイベントだったのですが、どうやらブログには書いていなかったようなので、今回ひっそり書いてみました。
「銀座八丁神社めぐり」とは、要するに指定の神社(一部仏様を祀っているところもあるので、正確には全部が「神社」ではないようですが)をお参りしスタンプを集めるというスタンプラリーです。範囲は銀座の1丁目から7丁目まで。そんなに広い範囲ではありません。
対象の(?)お社は以下の通り。
路地裏を歩くのが好きなこともあって、数年前から毎年行っているイベントだったのですが、どうやらブログには書いていなかったようなので、今回ひっそり書いてみました。
「銀座八丁神社めぐり」とは、要するに指定の神社(一部仏様を祀っているところもあるので、正確には全部が「神社」ではないようですが)をお参りしスタンプを集めるというスタンプラリーです。範囲は銀座の1丁目から7丁目まで。そんなに広い範囲ではありません。
対象の(?)お社は以下の通り。
- 幸稲荷神社(さいわいいなりじんじゃ) 銀座1-5(並木通り1丁目)
京都の伏見稲荷から勧請したといわれている、江戸時代からの銀座1丁目の護り神。その昔、太刀の市がたったことから太刀売稲荷といわれていた。縁結びのご利益がある神社として有名。
- 銀座稲荷神社(ぎんざいなりじんじゃ) 銀座2-6(銀座トレシャス 銀座ガス灯通り1階)その名の通り銀座のお稲荷さんとして、火防、盗難除け、商売繁盛に信仰を集めてきた。関東大震災後、越後屋でお預かりして祀っている。普段は越後屋ビル(銀座トレシャス)屋上に鎮座しているため、期間中のみ参拝可能。
- 龍光不動尊(りゅうこうふどうそん) 銀座3-6(松屋銀座屋上)
松屋の守り神。鎌倉時代からあったとされる高野山龍光院の不動明王像を昭和4年に屋上に安置し、龍光不動尊として祀っている。龍光が「流行」に通ずるということで、ファッションにご利益があるといわれている。
- 朝日稲荷神社(あさひいなりじんじゃ) 銀座3-8(大広朝日ビル)
古来より銀座に鎮座し、守護神として厚く奉られてきた稲荷神社。安政の大地震により当時流れていた三十間堀川に沈み、その後大正の大津波により出現したが、関東大震災により社殿が倒壊。昭和60年からは現在の大広朝日ビルに安置された。商売繁昌、家内安全の神として有名。
- 銀座出世地蔵尊(ぎんざしゅっせじぞうそん) 銀座4-6(銀座三越9階 銀座テラス)
明治初年、三十間堀川の開さく中、地中より地蔵菩薩の石像を発掘、世に出る。これが出世地蔵の由来。ご利益は「祈願して成就せざるはなし」といわれている。
- 宝童稲荷神社(ほうどういなりじんじゃ) 銀座4-3(和光並木館裏、または天賞堂裏の路地を入る)江戸時代に名主弥左衛門が子育て祈願の分祀として建立したのが始まりという説がある。良縁の成就や子育てのご利益で、地域の人だけでなく多くの信仰を集めている。また、この辺りが多くの企業の創業の地であることから、起業家の参拝も多い。
- あづま稲荷神社 銀座5-9(あづま通り、三原小路)
戦後、この辺りで火災が相次いだことがあり、調べた結果、かつてこの一角にお稲荷さんが祀られていたことが判明。そこで京都伏見稲荷講中を作り、あづま稲荷大明神と命名し、勧請したところ、以後全く火災にあわなくなり今日に至る。
- 靍護稲荷神社(かくごいなりじんじゃ) 銀座6-10(銀座松坂屋屋上)
今より190余年前(文化12年)、伏見の本宮より勧請して奉安。白狐の持ち来る豊川稲荷大明神尊像を祀ると伝えられる。大正12年の関東大震災、2年後の日暮里の大火から町内を守ったことは有名。
- 成功稲荷神社(せいこういなりじんじゃ) 銀座7-5(資生堂本社)
昭和2年に資生堂の初代社長が豊川稲荷から勧請したのが始まり。満金龍神成功稲荷を祀っており、商売繁昌、事業成功にご利益があるとされている。
※ビル建て替えにつき、2011年はお休み。
- 豊岩稲荷神社(とよいわいなりじんじゃ) 銀座7--8(GINZA GREENビル裏、銀座すずらん通りから路地を入る)創祀は不明。明智光秀の家臣・安田作兵衛が主家の再建を願って祀ったという伝説も。昭和初期には歌舞伎の名優市村羽左衛門ほか芸能関係者の崇敬を集めた。縁結びの神社としても知られており、多くの女性が立ち寄る。
ーー以上、冊子『AUTUMN GINZA』より引用
上記全部に参詣し、スタンプを全部集めたのが下の画像。こんな感じです。
で、これを持って指定の場所に行くと、翌年の干支の土鈴が記念品として授与されます。
※数に限りがありますので、ご注意を。
「パワースポットブーム」も手伝ってか、これもまたご利益なのか、あきらが初めてこのイベントを知ってめぐった頃に比べると、参加者は年々増えているように感じます。それ自体は決して悪いことではなくむしろ良いことだとは思うのですが、運営側の方々は色々と御苦労されているんじゃないかと。
周囲に迷惑をかけないようにめぐらなきゃ、ですね。
ということで、興味を持たれた方は秋の銀座をチェック。
なお、銀座には他にも沢山の神社がありますので、「銀座八丁神社めぐり」しつつ、他のお社を探してみるのも楽しいかもですよ。