【アニメ】 『TIGER & BUNNY』 感想

職業・ヒーロー(正社員)
崖っぷちのベテランと扱いにくい新人
最悪で最高のヒーローコンビ誕生!

都市シュテルンビルトは、様々な人種、民族、そして『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その『NEXT』能力を使って町の平和を守る『スーパーヒーロー』が存在する街。
ヒーロー達は、スポンサーロゴを背負って、企業のイメージアップとヒーローポイントを獲得するため、事件解決や人命救助に奔走している。
その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々“キング・オブ・ヒーロー”を目指し、年間ランキングを争っている。

ヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、ヒーローとしてピークの過ぎたベテランヒーロー。上司の命令には従わなければならないものの、市民の安全の為には器物損壊も厭わない、我が道を突き進むタイプ。彼には、いつしか『正義の壊し屋』という有難くない称号が…。そんな虎徹が、突然新人ヒーローのバーナビー・ブルックス Jr. とコンビを組むことに。

仕事も私生活も崖っぷちのベテラン、ワイルドタイガーと有能だが扱いにくい新人、バーナビー・ブルックス Jr. が対立しながらも悪に立ち向かう——痛快バディヒーローアクション!
────以上、『TIGER & BUNNY」公式サイトより引用

ちょっとあらすじが長めかもですが、『TIGER & BUNNY』、通称「タイバニ」です。「バディもの」であること、キャラクター原案やヒーローデザインが桂 正和先生であったこと、そしてアニメオリジナル作品(原作なし作品)であることから、超期待していました。
そんなあきらの拙感想は以下にて。


 

期待以上におもしろかったです!
実在する企業ロゴがばーーん!と書かれたヒーロースーツ。単なる勧善懲悪ものであるだけはなく、それがテレビで娯楽として生中継される世界。そして主人公はくたびれたオジサン。
ありそうでなかった点が多く、思わず唸ってしまいました。
でも、それ以上にビックリしたのが視聴者の反応でした。Twitterの、あきらが見ているタイムラインという狭い範囲内でしたが、反響がものすごく大きく、また、男性以上に女性の反応が著しかったのです。
とはいえ、「ベテランと新人のバディもの」といえば大抵の腐女子は食いつきますよね。まぁ、あきらもそのクチですが(苦笑)。

話のテンポも良く、「毎回画面から見切れる折紙サイクロン」といった小ネタなども用意されていて、スタッフの皆さんの作品に対する愛着、心意気がうかがえます。前半に比べると後半はちょっとストーリーが練り込みきれていないようにも感じられましたが、それでも大きく失速することなく最終回まで楽しく観ることができました。

映画化も決まったそうで、また彼らの活躍が見られるのは嬉しいですね。
 




ということで、姐さん×牛(固有名詞自粛)の薄い本はまだですか……?(←殴)