【香川県】 丸亀市『純手打うどん よしや』

今回の帰省初のうどんは「よしや」さん。
最初の練るところから最後の切るところまで一切機械を使わずにうどんを作っているお店なんだそうです。
そんな「純」手打ちうどんの味やいかに。







私がお店に入った時に、カウンターの向こうから笑顔で挨拶された大将はリズミカルに上下していました。そう、ちょうどうどんの玉を踏んでいたのです。
うどんは、「しょうゆかけうどん」「かま玉うどん」「かけうどん」の3種類のみ。「しょうゆかけうどん」はうどんにちょっとだけ醤油をかけて食べるもので、「かけうどん」は普通に出汁につかっているうどんです。
私はいつものように温かいかけうどんを頼みました。他におでんと天ぷらも。
  

  
おうどんは口に入れると小麦の香りがふわっと広がります。見た目の太さから想像するようなゴツさや堅さはないですが、讃岐うどんらしいコシはしっかりとあって優しい感じ。出汁もガツンとくるような強さはないですが、いりこと昆布の香りが優しくふわっと鼻をくすぐります。朝からこれは嬉しい。
そして食べている間も大将がうどんを手切りするリズミカルな音が。台所でお母さんが朝ご飯を作っている音で目覚める時に聞こえてくる包丁の音のようで、なんかくすぐったいような嬉しさがこみ上げてきます。
そして朝から食べ過ぎです。

よしやさん、美味しいおうどんありがとうございました。