【外】 東京・日本橋三越『誕生40周年記念 仮面ライダー展』

東京の日本橋三越で開催されている『誕生40周年記念 仮面ライダー展』へ行ってきました。

「仮面ライダー誕生40年」というのも驚きですが、日本橋三越という開催場所にもちょっぴり驚き。
そんな驚きの（？）イベントに行ってきた感想など詳細は以下にて。



展示内容は点数も多くとても濃くて良かったです。
最初のコーナーは原作者・石ノ森先生の漫画の生原稿やTV用ライダーのラフスケッチといった肉筆原稿や愛用品が展示されていました。子供の頃の色褪せた記憶の断片しか残っていなかった私にとっては実際の原稿は美しさや迫力が段違いで、改めて感動しました。

次のコーナーはTVの歴代ライダースーツとバイクが展示されていました。このコーナーに限っては写真撮影可という事で、昔を懐かしむようにライダーを撮影する男性や、格好良くクウガの変身ポーズをとる少年、中にはアマゾンライダーの変身ポーズを再現する小さいお子さんも。
そして、2カ所あるTV画面にはそれぞれ「昭和ライダー」「平成ライダー」の各オープニングが流れていて、前者の画面前では主に男性陣が歌を口ずさみ、後者の画面前では主に女性陣が黄色い歓声を挙げていました。

最後は石ノ森先生に影響を受けたクリエイターさんによる仮面ライダーの｢トリビュートアート｣コーナー。やなせたかし先生や藤子不二雄Ａ先生、永井豪先生といった大御所の先生から島本和彦先生、カサハラテツロー先生、岡崎能士先生、吉崎観音先生など今をときめく漫画家さん、また、天神英貴先生や寺田克也先生といったイラストレーターさんの色紙がズラリと勢揃い。もの凄い枚数。そして、全て描き下ろし！
40年経っても続く仮面ライダーの人気は本当に凄いです。
改めて石ノ森先生の偉大さを実感しました。

実は私の記憶に残っているのは「V3」と「アマゾン」だけで、それより後のライダーを何故覚えていないのかずっと疑問だったのですが、「アマゾン」終了後に放送局が変わり、その後TV放送も一時なくなっていたのですね。この展覧会でやっと謎が解けました。
ちなみに、「V3」より前は姉が全部観ていましたが私の記憶にはございません。なにせ、ライダーと同い年なので……(^_^;)

石ノ森先生の関連施設と言えば石ノ森漫画館ですが、こちらは先日の大震災で被災され、今は休館を余儀なくされているそうです。とても残念でなりませんが、再開された際には是非こちらも訪れてみたいと思いました。


ところで、私とした事が大きなポカを。カメラ（携帯電話）を持ってくるのを忘れてしまったため、今回は写真ナシなのです。すみません……。

代わりに、半券と図録の写真をば。↓