【外】 高知:海洋堂ホビー館四万十 [その2]

海洋堂ホビー館四万十」は予土線 打井川駅から四万十川を背に、山道を入った先にあります。「へんぴなミュージアム」という肩書きに違わず、本当にへんぴな所にあります。
元々は学校だったという場所にわざわざ作ったというミュージアム。
その中はいかに。


  
  
お盆の時期だったためか、狭い山道は大渋滞。
到着してわかったのですが、駐車場が元校庭と学校横の道にしかないため、駐車場渋滞が発生していたようだったのです。そんな渋滞に業を煮やして、道の脇のちょっとしたスペースに車を置き、歩いて向かう人も。
「へんぴな」と謳っているからには無闇に道路や駐車場を拡張するのもなぁ……、とちょっと考えさせられましたが、色々思いを巡らせているうちに到着。


  
校庭では河童がお出迎え。後ろには屋台が出ていて、ちょっとした飲食なら可能です。
なんとなく学校のバザー的な雰囲気が懐かしくて良い感じです。
  
  
  
ミュージアムとして開放されているのは学校の体育館の部分。中に入ると、巨大なカタロニア船が鎮座しています。そしてその周りに、こちらも所狭しとフィギュアが。
  
   
  
会場1階はこんな感じ。右側にあるのがカタロニア船です。
  
  
  
プラモデルも展示されていますが、フィギュアの方が圧倒的に多かったです。
企画展との差別化をはかっていたのか、企画展で使用したので比率が減ってしまったのか。
どちらにせよ展示内容が異なるのは変化があって良いですね。
  
  
  
こっそり……というか、堂々とこんなのも展示されていました。さすが海洋堂さん(笑)。
  
  


「河童のマンガコレクション」と題されたコーナーにはそうそうたる漫画家の先生のイラストが。
左上から右に

  • やなせたかし先生「てっぺーガッパ」
  • ちばてつや先生「四万十トッピー」
  • 村岡マサヒロ先生「まーすけ(四つ相撲万の助)」
  • 田中誠一先生「Peaceかっぱ」
  • 竹宮惠子先生の「ソルジャー・ブルー・カッパ」
  • 牧野圭一先生「よさこいカッパ」
  • くさか里樹先生「史上最年長チャリガッパ」
で、合ってるかな?
実はキャラクター名をメモるのを忘れてしまったので、間違ってるかもです。ごめんなさい。
  
  
  
入口を入って左側のガレージキット体験コーナーの上。恐竜がいっぱいです。  
  
  
  
実は細かい所にも遊び心がたっぷり。わかりますか?
  
  
  
はしごの近くでルパンと次元が逃走中なのです。
  
  

  
窓辺にたたずむ運命の女神様たち。ここだけ他とは一線を画した静謐な雰囲気。
  
  
   
「実際に映画で使われた造形物」だそうです。今にも動きそう。
  
  
  
Daicon 4の彼女ですね。再現度高し。
  
  
  
「銭形突撃隊」。そのまんまの名前にちょっと笑ってしまいました。
  

  
   

うわぁ。超懐かしい。『Tomak (トマック)』。ありましたね、こんなゲーム。
  
  
  
こちらも今は懐かしい、『横浜開国博』のカプセルフィギュア。つい最近のイベントだったのに、すっかり忘れてました。
  
  
  
百鬼夜行抄』の尾黒と尾白。これ、欲しかったんですが、気づいたらキャンペーン期間が終わっていたんですよね……(涙)。
  
  
とまぁ、こんな感じで海洋堂さんのフィギュアが満載のミュージアムでした(当たり前ですね、すみません)。
ちなみに、ミュージアムの横には川が流れています。
そんな外の風景はこんな感じ。
  
  
  
本当に自然豊かなところです。川のせせらぎを聴くなんて何年ぶりだろう。
  
  
  
その川の上にかかる橋。
撮影をしていたら、近くにお住まいの方でしょうか、年配の女性から「今日は雨で濡れていて滑るから気をつけてね。」と声をかけていただきました。
手すりなどがないのは、増水時には水に沈む事を考慮してのことなのでしょうか。自然に逆らわない人工物。すごいなぁ。
  
  
ということで、満喫してきました。
泊まりがけの小旅行で来るのも良いかもしれないですね。
  
  
  
そしてお約束のかつをのたたき丼を道の駅あぐり窪川でいただきました。肉厚で美味しかったですよ。