【雑】 曲作成に関するメモ 2/2

えーっと、引き続き曲作成の過程を書き綴っています。引き続き面白くないかと思いますが、ご興味などございましたら、どぞ。


  • イントロを作る
    前回紹介したボイスサンプルパート、ピアノパート、ドラムパート、ベースパートを同時に鳴らし曲全体の基本イメージを聴きこみます。で、そのイメージから逆算するようにしてイントロを作ります。どのパートをどの順番でどのように鳴らし始めるか、という引き算と、シンバルやシェイカー、タンバリンなどの細かい打楽器系の音を足すという足し算を行い、声のパート(=本編)に至るまでのイントロを作ります。
    このパートだけは今まで作っていたような仮の状態のままにはしておかず、キッチリ作ります。そうする事で本編の曲のイメージが想像しやすくなるのです。
    ついでにピアノパートのリズムについてはこの辺りまででほぼ完成させちゃいます。

  • サンプリングしたボイス部分を曲に乗せる
    あきらは32拍(4拍子×8小節)を1フレーズとして曲を作っています。これに合わせて最初に作ったボイスを曲のリズムにのせてコピペしていきます。置く順番はフレーズ単位でまとめる以外は全て任意で、思いついた順に並べていきます。

  • とにかく聴きこむ
    ここまでで何とか原型っぽいものはできた(筈)なので、コレをiPodに入れ、とにかく聴きこみます。通勤やおつかい、ご飯作りの間など、寸暇を惜しんで(?)ずーっと聴きこんでいると、だんだんと、或いはふっとした時にメロディラインやエフェクト(主にパンとリバーブ)、パーカッション(タンバリンやハンドクラップなど)が浮かんでくるので、思いついた順にフレーズ単位でテキトーに随時並べます。
    あ、因みに「メロディ」は、ちゃんとしたメロディというよりは「(リズミックではない)長い音」全般を示しています。というのも、ピアノも含めて今まで作った音はほとんど全部がリズムな音なので。

  • フレーズの順番を変更する
    かなり聴きこむと仕事中など曲を聴いていない状態でもソラで曲の任意の箇所を思い出すことができるようになります。ここまで耳(というかお脳)が慣れてくると、ふとした時に「このフレーズの後はこっちのフレーズの方が良いなぁ」とか「このフレーズの後は間をつくろう」といった、曲の大きな流れが浮かぶようになるので、そのアイデアを実践してみます。

  • 作り直して再度聴きこむ
    上記で追加・変更を施した曲をiPodに入れ直して聴きこみます。そしてまた何か思いついたら変更を施して聴きなおし、を繰り返します。

ということで、現在鋭意聴きこみ中です。音の追加(変更及び削除含む)とフレーズの順番変更を行って曲の形が整ったところで80%くらいが完成、という感じです。
で、残りの20%は最初に作ったものも含めた全てのパートの全ての音についての最後の調整、ということになるのですが、これがまた大変だったりします。最初に作ったものは全部「仮」マークつきだし。
ってことで、まだまだ先は長いです(苦笑)。