【香川県】 坂出市『坂出山下うどん』

↓わら家さん遠景。茅葺屋根のたたずまいがイイ感じです。
わら家さん遠景。茅葺屋根のたたずまいがイイ感じです。 次に向かったところは「四国村」という民家博物館に併設されている「わら家」。高松に程近い屋島という観光地に、おいしいと評判の有名なお店が、四国村入口脇にある(つまり、四国村の入場料を払わなくても食べられる)ということもあってか、到着した時には既にお店の外まで行列が。でも、それだけじゃありません。ふと視線を横に移すと観光バスが次々とやってきます。時間を見ると11:30。決して小さい店ではないし、長居するお客さんも(うどん屋なので)そんなにいないだろうとは思ったのですが、万が一待ち時間などが長くかかってしまうと、それだけ回れるうどん屋さんが減ってしまう・・・。
ということで、今回はお土産屋さんだけ寄って立ち去ることに。ちょっと残念。



↓「坂出 山下うどん」の山下さんのお宅(多分)。このお家をぐるっと回り込んだ先にお店の入口があります。
 「わら家」を諦めて向かった先は「坂出 山下うどん」。どうみても普通の民家にしか見えませんが、うどん屋さんです(いや、左の写真のお家はれっきとした民家ですよ)。ダンナがわざと選んでいるのでなければ、香川の讃岐うどんの名店は大抵こんな感じでひっそりと(?)存在します。ダンナに連れられて行くので難なく辿りつけていますが、あきらが一人でとか、あきらがガイドで、なーんてコトになったら多分見つけられません。
あ。でも、有名なうどん屋さんは店の近くに県外ナンバーの車やバイクがいっぱい止まっているで、それを見つけることができれば辿りつけるかも。・・・えぇ、見つけられれば(汗)。
ちなみに、このお家の石塀に埋まっている白い丸いモノは石臼だそうです。上の看板写真に写っている丸いのもそうらしいです。

↓これがお店の入り口。
 お店の厨房(?)には大きな釜があり、薪で火をおこしています。そのお陰か、単に混雑や不慣れなお客さんに対する耐性が高いのか(多分両方ですね・・・)、注文からモノが出るまでがとっても早いです。
でもって、このテのお店にしては珍しく「お代は食べてのお帰り」方式を採っています。食べ終わって食器を戻す際に何を食べたかを申告するのです。なので、何を食べたのかはちゃーんと覚えておきましょう。たとえば、自分が食べたのは「長天」なのか「赤天」なのか、それとも「じゃこ天」なのか・・・、とか。 orz


あつかけ(小)にじゃこ天トッピング。
左上の生姜はテーブルに置いてあるもので、
その場で好きなだけおろすセルフサービス方式です。
映画『UDON』のチラシが机のカバー下にはさんでありました。


で、味は・・・、もちろん美味い!です。
うどんを自分で湯がくことまではしないけれど、トッピングを選んだり、生姜を自分でおろしたりする点では映画『UDON』に登場するようなセルフ系(?)のうどん屋さんに近いお店でありながら、初心者でも安心して入れる器の大きいお店です。道に迷わない自信のある方や道に迷うことも厭わない方で興味のある方は、香川を訪れた際には是非。